糖質の摂取量を減らす!糖質は他の栄養素と一緒に摂取したほうが良い

糖質というと、今ではコーヒー、紅茶などに砂糖を入れるという形で、いつの間にか摂取していることが多い栄養です。

また、糖質を摂り過ぎると太ってしまうと言われていますが、そもそも、糖質は体内にとって重要なエネルギーなので、よほどのことがない限りは、糖質を摂り過ぎてしまう危険性が発生することもありません。

というのも、基本的になにかしらの行動とともに糖質は使用されるからです。例えば、なにもしていなくても人間の体というのは、エネルギーが消費される仕組みになっています。

これを基礎代謝というのですが、糖質もこのような代謝の際に使用されるエネルギーの1つなのです。では、糖質を摂り過ぎてしまうと太ってしまう人もいるのかというと、それは食事のバランスが影響しています。

例えば、1日3食ではなく2食しか食べていない人でも、1回の食事量が多すぎる場合は糖質の摂り過ぎ、そして肥満体型になってしまう可能性が高まります。人間の体というのは、上手く栄養を消化できない時ほどエネルギー効率が下がってしまうのです。

エネルギー効率は代謝に影響を与えますので、食事は少しお腹が膨れる程度で行ったほうが良いでしょう。その度合いを大きく超えている状況では、体内の余分なエネルギーとして、糖質以外のエネルギーが優先して消化、吸収されるのです。

すると、糖質が余ってしまう、もしくは消化されないままとなり、糖質はブドウ糖に変換後、さらに内臓脂肪という形で貯蔵されるようになります。この現象こそが、体内に脂肪が溜まっていく現象なのです。

そもそも、糖質は三大栄養素の1つなので、不要なエネルギーということはありません。しかも、他のエネルギーと比較して、野菜などを中心として、摂取しないといけないエネルギーでもあるのです。

今では、デンプン、もしくはオリゴ糖という形で糖質を摂取できるので、簡単に摂取できる栄養と思われていますが、本来はそれほど摂取できない栄養だったのです。しかし、今では糖質を含むお菓子が増えてきていますし、砂糖などコーヒーなどに使用するブロックタイプの糖質も増えています。

後、糖質のように甘いものを多く摂取していると太りやすいだけでなく、歯、細胞などが傷みやすくなるという情報は本当です。というのも、糖質を多く摂取していると、胃腸に届く糖質と、体内のどこかに留まってしまう糖質が出てくるからです。

甘いお菓子などを食べていると、歯のすき間にネチャっとしたものが絡みついたりしますが、これは糖質と歯に溜まっている食べ物のカスがくっつき、それにより粘性が発生すると、段々と歯のすき間にネチャっとしたものが溜まっていくのです。これを媒介にして、歯に存在するバイ菌が増殖していくため、糖質を多く摂取していると、あらゆる病気にかかりやすくなるのです。

近年では、歯周病を予防できていない人ほど、歯そのもののリスクが高く、また、内臓、血管にも悪影響を及ぼすとされています。なので、歯周病を予防するために歯を磨き、また、1日3食という食事のバランスを保って、無理な栄養の摂取を控えるようにしたほうが、健康的な毎日を過ごせるようになります。