体に大事な栄養素!多量の摂取が望ましいとされているミネラルとは

ミネラルとは、人の体を構成している元素の1つです。

直訳では鉱物となりますが、ミネラルの中には鉄分のように、人間の体に取りこんで良いものか、悩んでしまうような栄養まで存在します。ですが、基本的にこれらの元素は溶けている状態で摂取できるため、鉱物をそのまま食べるようなニュアンスでミネラルを捉える必要はありません。

実際に、ボトリングされているミネラルウォーターのほとんどは、鉱物資源が豊富な高山に存在する湧き水です。他にも、ミネラルウォーターの成分を含む水も存在しますが、ナチュラルミネラルウォーターと言われているものは、100%ミネラルだけで構成されているため、健康に良いと評価されることが多いです。

次に、ミネラルを摂取した場合の効能について案内させていただきます。ミネラルの効能は複数存在し、その中には酵素活性化、新陳代謝アップといった機能が存在します。

ミネラルを多く摂取していると、下痢になることがあると言われていますが、これはミネラルを上手に消化できない場合は、ビタミンCと同じで排泄時に体外に出ていくことが多いためです。ミネラルウォーターを飲む際も、1日に200ml~400mlのように、多く摂取しないでも良いことを理解して、美味しく飲まれたほうが良いです。

このように適量のミネラルを摂取していると、酵素活性化が見られるようになり、酵素活性化は肌の細胞を潤すなど、若さを維持する際に必要な働きとされています。人の体には約60兆個の細胞が存在するとされていますが、これらの細胞を潤すためには水(水道水)の力、良質な水(ミネラルウォーター)の力が不可欠なのです。

新陳代謝アップに関しては、体の成長を促す作用、もしくは臓器の健康を促す作用と思って問題ありません。年をとるたびに健康ではなくなっていくという人の中には、ミネラル不足により、健康を保てなくなっている人もいます。

新陳代謝の中には、体温を安定させるという作用もありますので、ミネラル不足が顕著な人では、動きが緩慢になったり、もしくは冷え性などの悩みを抱えるリスクが高まるとされています。

他にも、ミネラルには体内のPH維持機能を安定化させる作用があります。この機能が作用していない場合、体内に入ってきた栄養の影響で、体内が酸性に傾いてしまうこともあるのです。

酸性に傾くほど血流が悪くなったり、もしくは内臓の動きが悪くなってしまいます。しかし、PH維持機能が有効になっている状況では、弱アルカリ性(PH7.3)と言われる健康的な体内を維持できるようになるのです。

他にも、ミネラルを正しく摂取していると、細胞浸透圧作用の保持、そして調整が上手くいくとされています。体内に入ってきたエネルギーは、正しく使われないと体内に少し留まった後、排泄などの影響で体外に出ていく仕組みになっています。

しかし、ミネラルを正しく摂取している場合は、細胞浸透圧作用によりエネルギーが正しく使われるため、無駄に栄養が体内に残ってしまうリスクが減ります。

1.知らなきゃ損!栄養素・ビタミン・ミネラル辞典
ビタミンの知識と効果的な摂取方法を紹介しています。

2.糖尿病は早期発見と対策が大切!
糖尿病を早期発見するための対策を紹介しています。

3.焼肉の罠
焼肉の美味しいお店や焼肉の知識を紹介しています。

4.肥満からの脱出作戦(ダイエット苦戦記) — 肥満目線で考えるダイエット —
長年の肥満から脱出できた管理人のダイエット方法を紹介しています。