丈夫な体づくりに良いとされている!鳥の胸肉に含まれている栄養素

鳥の胸肉ですが、今ではヘルシーダイエットで定番の食材として人気です。

鳥の胸肉は、カロリー量が少ないだけでなく、良質なたんぱく質が多いので人気が高いのです。たんぱく質というと、肉類を食べていると多く得られるイメージがあります。

ですが、実際は肉類を食べていても、ビタミンA、ビタミンB群、脂質、糖質を得ている割合が高く、必ずしもたんぱく質を多く摂取しているわけではありません。このような問題が存在するため、今では体を鍛える際に鳥の胸肉を食べる人が増えているのです。

ただ、鳥の胸肉を調理する際には、以下のような注意点を守ったほうが良いです。まず、鳥の胸肉に付いている皮は切り取って捨てたほうが良いです。

大量の脂が含まれていますし、なによりも噛み切って食べることが難しいからです。消化されにくいエネルギーも多いため、脂質がそのまま脂肪に転換されてしまう可能性も高く、鳥の胸肉を食べて健康になりたいという場合は、この部分を切り取って捨てたほうが賢明でしょう。

次に、鳥の胸肉を調理する際は焼くよりも、煮込んだほうが良いです。焼いた場合、鳥の胸肉の表面が焦げてしまうこともあるのですが、焦げてしまっている部分は、他の肉類と同じで栄養が存在しません。

食べ過ぎると、消化器系を傷めてしまうこともありますし、なにより内臓の脂肪が増えてしまうリスクまで出てくるのです。少し焦げている部分は、噛みしめてみると味わいが良いため、栄養が含まれているのではと思ってしまうこともあります。

ですが、実際は栄養はほとんど存在しておらず、焦げた料理を食べていると、血圧上昇のリスクが高まり、これにより内臓脂肪が蓄積しやすくなることもあるのです。なので、鳥の胸肉を調理する際は、肉そのものを傷めにくい煮込み料理を意識したほうが賢明でしょう。

補足となりますが、鳥の胸肉には多くのコラーゲンが含まれていません。コラーゲンの摂取を考慮しているのであれば、鳥の胸肉ではなく手羽先を食べるようにしましょう。

カリカリに揚げられた手羽先には、適度に体内で吸収されやすい脂が存在し、さらに多くのコラーゲンを含有しています。これらの栄養を吸収することで、肌がもちもちとした、若い人に多く見られる肌を得られるのです。

その他の鳥の胸肉に含まれている栄養についてですが、近年では、骨粗しょう症のリスクを下げてくれるビタミンKも注目されています。ビタミンKは、骨粗しょう症の予防に効果的な栄養素で、ビタミンKを多く摂取していると骨が丈夫になるだけでなく、運動などで発生する疲労まで低減することが多いのです。

しかも、鳥の胸肉にはビタミンB6も多く含まれています。ビタミンB6は、皮膚、髪の毛の健康を保つ上で必要な栄養素で、今では、脱毛症、薄毛の予防を意識して、ビタミンB6を摂取している人が増えているのです。

また、鳥の胸肉はダイエットに良いと言われていますが、それは、ナイアシンと言われる栄養素のおかげです。ナイアシンには、糖質、脂質をエネルギーに変換する作用があり、これにより太りやすい体質を改善できることもあります。

鳥の胸肉には、善玉コレステロールを増やしてくれるパントテン酸も含まれていますので、腸内環境改善を意識して鳥の胸肉を食べることも大事です。腸内環境が上手く改善されていくと、排泄がスムーズになるだけでなく、お腹にガスが溜まりすぎる問題が緩和されることもあります。

今ではイミダゾールジペプチドの力も注目されています。鳥の胸肉に多く含まれている栄養なのですが、活性酸素を抑える力が強く、この栄養のおかげで、疲労が溜まりにくい体を手に入れられるのです。